昨日は、「ピアノスタディ①」を使っているRちゃんのレッスンでした。
耳が良いので、CDの曲を覚えていて、
音楽を流していないのに曲を歌いながら、
「ツッタカター」みたいなリズムの音まで口で再現してピアノを弾いてくれます。
昨日の曲は、先生用の伴奏譜があったので、
それで私と一緒に連弾して完成、というところまではできていたのですが、
さらに「CDと一緒に弾きたい!」と言ってくれました。
連弾なら、私が弾きながらテンポを調節することができます。
でも、CDの演奏は、待ってくれません。
しかも、模範演奏のテンポが少し速いので、なかなかうまくいきません。
何度やっても、指がひっかかったり、間違えたりしてしまいます。
そこの部分を、ゆっくり部分練習したら、ちゃんとできるのですが、
合わせるとずれてしまう、「あっ、惜しい~」の繰り返しです。
そのうち、イヤになってしまうんじゃないかとも思いましたが、
根気よく続けていました。
たくさん練習したので、トータルではもう充分弾けていますが、
本人は最初から最後まで、きちんとできないと気が済まないようなので、
ここは納得いくまでさせてあげた方がいい、と思って、
時々アドバイスしながら、気長に構えて見守ることにしました。
そして、ついに、通して最後まで弾くことができました!
お互いに大喜びです。
とても満足そうな笑顔を見せてくれました。
途中で、「できない~」とか「無理~」とか言わずに、
やる気を見せてくれたことが、とても嬉しかったです。
これから、難しい曲も出てきますが、
この気持ちを忘れずにいてほしいと思います。